おとといの日刊木材新聞で、掲載されていた記事ですが、関東エリアの杉材が不足しているらしいです。
おそらくこの国産材の品不足は全国的なものになっていくように、個人的には思っています。
10月1日に施工された法改正で「3F以下の公共物件は基本的にグリーン購入法に適合した木材を使用しなければならない。」とされました。また3F以上の物件でも「使用できる範囲で木材を使用していくこと」とされているそうです。
このため、他の地域に比べて物件数が多い関東圏で品不足が始まっているように思えます。
同じような理由で断熱材の品不足も深刻です。断熱材がないため、工事が止まっている現場がいくつもあります。こちらはエコポイントのおかげで、住宅着工数が増えたのに、生産が追い付かないということに原因があります。
法律を作るときは、なかなかこのような商品供給能力のことまで、見通すのは現実的に難しいですから、どうしても不具合が発生してしまいますね。
わたくしたちは、できるだけの企業努力をして、欠品がないように頑張っていきますが、納期遅れはどうしても発生しそうな感じです・・・・。できるだけ早めにご発注の手続きをしていただければと思います。
ご協力のほど、よろしくお願いします。