2018.11.06店長ブログ

下町ロケットで「殿」が農業を継ぐという場面で考えること

現在TBSの日曜劇場で放映されている「下町ロケット」では、弊社のチークパーケットフローリングを採用いただいています。

先日の日曜日の第4話で「殿」が佃製作所を辞めて、実家の米農家を継ぐという話がありました。

 

実は、今年(2018年)、1970年からスタートした「減反政策」が廃止されました。実に半世紀ぶりの政策大転換です。そこで少し、このことについて調べてみました。

 

減反制作は国が米余りにならないよう生産調整をすることです。近年、日本国内の米の消費は減少傾向にあると言われています。補助金や関税などによる減反政策をしないと米余りになり、米の価格が暴落し米農家が壊滅する恐れがあるので減反政策を国がやってきたわけです。

この政策を転換するのですから、大混乱が起こるのではと考えた人も多かったと思いますが、実際は今まで国が行っていた生産目標を、都道府県が行うようになったらしく、今までと大差がないとも言われています。

また、農家も人手不足から、増産には消極的であるので、減反制作廃止後も生産抑制を優先する形になっているようです。

単純に競争原理にすると、海外から安い米が入り、日本の米農家は一部の高級ブランド米を生産している農家以外は耐えれないという意見もあるそうなので、米を主食としている日本では、なかなか難しい問題ですね。

 

来週の下町ロケットはギアゴースト社とケーマシナリー社との特許侵害訴訟・第一回口頭弁論が行われるそうですよ。

来週も「下町ロケット」をぜひ、ご覧ください!