無垢フローリングドットコム店長です。
先日、中国に弊社の仕入れ担当と一緒に行ってまいりました。
今回はオーク一枚ものを中心に無垢フローリングの検品と、別工場で複合フローリングの検品を行いました。
実は最近、オークの価格が非常に高騰しています。理由はロシアオークがワシントン条約の管理下に入り、輸出入をする際にロシア政府が発行する許可証が必要になり、国際的なオークの相場が高騰しているからだと言われています。
特に無垢のオークの長さ1820mmの一枚ものは価格高騰だけでなく、入手そのものが難しくなっています。
そんな中、「あまりたくさんの量ではないが、良質はオークが手に入った」と現地から連絡があり
一枚ものナチュラルグレードを作ってもらい検品に行ってまいりました。
こちらがそのオーク一枚ものナチュラルグレードフローリングです。
このように節も少ない良質のオークでした。
現地の検品はこの動画のように、一枚一枚を手で実際に触りながらとても丁寧に行います。
丁寧に検品しているのがよくわかると思います。
もちろん、私も検品してきました。こちらは含水率を計っているところ。
含水率もおおよそ10~12%ぐらいになっており問題ありませんでした。
こちらが検品後に梱包された状態です。この梱包の後、ビニールで1ケースづつ、包んで出荷します。
こちらはナラユニワイルドウォールナット色の検品で、表面のツヤの測定をしているところです。
弊社ではナラユニワイルドのツヤは約10%程度としています。
7.9%のツヤということで、問題ありませんでした。
無垢材にトラブルはつきものなのですが、このように丁寧に検品することで
今後も少しでもクレームが発生しないように努めてまいります!