「冬は寒いもの。」分かってはいても、早朝、暖房をつける前のリビングや台所は立っているのも辛いことがあります。
日本の多くの家は実は断熱不足といわれています。そのため外気の影響を受けやすく、暖房がなかなかきかないというお悩みを抱えているお宅も少なくないはずです。
20°以上の温度差は体にもダメージを与えてしまう危険があるそうです。
室内で温度差？というと思い浮かばないかもしれませんが、
温まった布団から夜中にトイレに行くだけでも、ちょうどそれくらい温度差が生じます。
また、部屋が寒いと一か所にとどまって動かなくなってしまい、
運動不足も心配されます。
それではお部屋を暖かくするにはどのような方法があるのでしょうか？
断熱のためのリフォーム
思い切って断熱のためのリフォームをするのも一つの方法です。
天井や床、壁に断熱材をいれたり、窓を複合ガラスにしたり、間取りを変更することで、
断熱効果が一気に得られます。
大がかりなリフォームが予算上難しければ、窓だけや床だけという風に、部分的なリフォームもおすすめです。
窓を複合ガラスや内窓に変更することで、
・結露の解消
・室温を逃さず部屋を保温
・暖房費を抑えられる
など、断熱効果が期待できます。
また防音にもつながりますので、プライベートな空間をよりリラックスして過ごすことができます。
床のあたたかリフォーム
無垢フローリングなど自然素材がもつぬくもりで快適にする方法もあります。
無垢材が季節ごとに呼吸して湿度を調整するということは何度もご紹介していますが、
冬は湿気を適度に排出することで、素足でも自然な温もりを感じられます。
さらに、無垢フローリングはやわらかい樹種ほど、さわったときにあたたかいのが特長でもあります。
【過去記事】
湿度を調整できる無垢床は、冬場にもうれしい床です。
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そして、床をあたたかくするリフォームといえばやはり、床暖房です。
足元から温めてくれるので、冷え性の人にもうれしく、風が無いのでホコリが舞わないことや、乾燥を防げるという利点もあります。
無垢フローリングの床暖房
無垢フローリングというと熱に弱く、取り扱いに注意も必要ですが、
実は床暖房にお使いいただけるものもあります。
熱源が80℃までの高温式と、55℃程度までの低温式の2タイプで、
現在無垢フローリングドットコムのオフィシャルサイトで販売しているだけでも、
塗装などで分けたものを含めると70種類近くありますので、
ご希望のものを見つけていただけるのではないでしょうか。
実際に無垢の床暖房を導入されたお客様の声をほんの一部ですがご紹介です↓
■チーク ユニ（床暖房兼用）アンティーク（浮造り）フローリング
（無塗装、15ｘ90ｘ1820ｍｍ）
大阪府大阪市 個人住宅 施工写真
■チーク 床暖房対応（高温/低温兼用）ユニアンティーク（浮造り）
（植物オイル仕上げ、15ｘ75ｘ1820ｍｍ）
東京都 マンション 施工写真
■オーク（ナラ）低温式床暖房兼用ユニプレミアムフローリング
（無塗装、15ｘ75ｘ1818ｍｍ）
大阪府 個人住宅 お茶の間設計様
■オーク（ナラ）床暖房ユニフローリング
（ウレタンクリア塗装、15ｘ75ｘ1818ｍｍ）
神奈川県相模原市 個人住宅 施工写真
もっとお手軽なあたたか工夫
窓を変えたりフローリングを変えたりしたいけども予算が…という方には、
更にお手軽に導入していただきやすい断熱工夫もあります。
たとえば窓ですが、
おすすめなのがホームセンターなどで数百円で手に入る透明のプラスチック段ボールを窓に立てかける方法です。
置くだけなのに冷気を軽減し、透明なので光もさえぎらず、
軽量なので窓の出入りの場合もさっとずらせばよいだけです。
また床にはコルクマットを敷くことで床のひんやりを減らすことができます。
まとめ
寒いお部屋で過ごすことで、体が緊張し疲れが取れなかったり、
布団からトイレの移動などで急な温度差に体がショックをうけてしまったりと健康にも影響を及ぼすことがあります。
工事を伴う思い切った断熱リフォームから、部分的なプチリフォームまで、あたたかい我が家を手に入れる方法をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください！
