2015.09.16住まいのお役立ち情報

ナチュラルな家具がポイント!カントリースタイルのインテリアコーディネート

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「カントリースタイル」のインテリアといえば、映画のシーンなどでよく見掛ける方も多いのではないでしょうか。他のスタイルよりも家庭らしく、あたたかみを感じる雰囲気が特徴的なスタイルです。また、主に木製家具を使用したインテリアコーディネートであるため、木のぬくもりを感じたい方にもぴったりなスタイルです。

今回は、カントリースタイルのインテリアコーディネート術をご紹介します。

 

 

カントリースタイルとは?

6895-00025-2カントリースタイルとは、一般的に「田舎風」の部屋のことを指します。木などのナチュラルな家具を中心にした、田舎の家庭らしいカジュアルなスタイルです。

主にアメリカンカントリーとヨーロピアンカントリーの2つがあります。どちらもすっきりした部屋というよりは、素朴な素材を用いた手作り感のある小物類をたくさん配置することが特徴的です。

ヨーロピアンカントリーではドライフラワーやフォトフレームアレンジを飾るなど、女性らしい部屋に適しています。一方で、アメリカンカントリーは、アメリカ開拓時代をイメージした荒々しくも素朴な、機能性のあるスタイルです。

 

 

基本的な家具は木製で

6895-00025-3もちろん、カントリースタイルでは大きな家具のほとんどが木製家具です。パインやオークなどの木材を用いたあたたかい色合いの家具が中心で、シンプルながらもどこかアンティーク感があります。引き出しなどの取っ手部分は、木材そのままでも良いですが、鉄や真鍮のものに統一させるのもおすすめです。

リビングやダイニングのテーブルは、存在感のある大きめなものを選ぶことによって、より一層カントリーな雰囲気になります。スペースに余裕があれば大きめなものを置きましょう。

食器棚にもさまざまな種類がありますが、中の食器が見える作りのものが一般的です。食器を選ぶ楽しさにもつながるでしょう。

 

 

小物やファブリックが重要!

6895-00025-4家具を選ぶだけでは、まだ完全にカントリーな雰囲気を出すことはできません。

さらに重要なものが、小物やファブリックの選び方です。棚の上や壁にはフォトフレームをたくさん並べたり、ブリキ缶の入れ物や手作り感のある小物をさまざまな場所に配置したりしましょう。「少し乱雑かな?」と感じるくらいでも大丈夫です。テディベアやカントリードールを置いても良いでしょう。カントリーの雰囲気を邪魔するものは、木箱やバスケットに入れてしまえば気になりません。

ファブリックには綿や麻素材でできた柄物を選びましょう。特にラグやソファ、クッションの選び方が大切です。チェックやストライプ柄のものを使用するのが一般的ですが、パッチワークのものやあたたかみのある柄を使うのも良いでしょう。ただし、ごちゃごちゃした色使いは避けてください。色使いの単純な、シンプルなものにしましょう。ソファに置くクッションの柄は、色味を統一して柄を違うものにすると、カントリースタイルの雰囲気を出しながらもすっきり見せられます。

また、小物もただ雑に置くだけでは逆に散らかった印象になるため、お部屋全体の小物とファブリックのバランスを考えて配置するのがコツです。

 

おわりに

柄物や小物によるインテリアコーディネートをしたことのない方でも、カントリースタイルであれば簡単に取り入れることができます。カントリーな雰囲気はモダンな柄物のテイストとは異なり、あたたかみもあってくつろぎやすいはずです。

カントリースタイルに「いまいちピンとこない」方も、まずは小物類から挑戦して雰囲気をつかみましょう。お気に入りの小物を選んで、そこから家具を決めていくのも1つの方法です。是非試してみてはいかがでしょうか。