2015.05.16店長ブログ

米国向けカナダ産針葉樹製材の輸出税が10%上がります。

本日の日刊木材新聞から??

「6月出荷分から米国向けカナダ産針葉樹製材の輸出税が10%に上昇」

米国内製材市場の低迷を受けて、米国向けカナダ産針葉樹製材に課される輸出税が6月出荷分から、10%に引き上げられる見通しになった。

悪天候で第一・四半期の米国着工が伸び悩んだ一方で、中国、日本向け輸出が減少し、米国内の製材市場は供給過多の状況が続いている。それば資材相場の下落をもたらしているが、さらに税率が10%となることで、カナダ製材各社の収益環境は厳しくなる。そのため、北米製材の一部で一時的に減産するところも出てきた。今はまだ日本向けを扱う工場での減産はないが、今後、減産の動きが拡大すると日本向け輸出が減少する可能性もある。

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日本の住宅市況もまだ消費税増税前まで戻っていませんが、中国の景気低迷もだんだん深刻になってきましたね。個人的には製材価格が減少すると税率が上がるという制度にどうも納得がいかないのですが・・・・。

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